大阪梅田、難波からも近い心斎橋のイタリア語スクールCiao amici≪チャオアミーチ≫の谷本です。
1月も早10日が過ぎ、毎年時の経つのが益々早く感じられます。光影矢のごとし!
イタリア語では《Il tempo vola》とよく言われます。
6日はL`Epifania(エピファニア)というキリスト教の祝日でしたが、イタリアではこの日がクリスマスシーズンの終わりとされ、ツリーや飾りなども片付けられます。また、子供たちにとってはお菓子がもらえる嬉しい日でもあります。
言い伝えでは、1月5日の夜中にBefana(ベファナ)というほうきに乘った齢をとった魔女のようなおばあさんが暖炉や窓際にそばに置かれた靴下に、お菓子やキャラメル、おもちゃなどを入れて行ってくれるということです。
なので、彼女は子供たちにとってはサンタクロースと似た存在なのですね。
一年間良い子にしていれば、お菓子を、良い子でなかった子には石炭を!?
という話ですが(といっても今の時代は石炭のような黒っぽいお菓子です)クリスマスマーケットで沢山のお菓子や乾燥フルーツ、小物やおもちゃなどとともにほうきに乘ったおばあさんのおもちゃも売られています。
Ma chi e` la Befana?
ところで、Befanaって誰? なぜこういう言い伝えがあるのか?
それは新年のレッスンでお話しする予定です。