2016年06月12日
大阪梅田、難波からも近い心斎橋のイタリア語スクールCiao amici≪チャオアミーチ≫の谷本です。
先日入会されたE子さんより大変興味深いお話を伺いました。
フランスの大学に留学経験のあるE子さん、明るく堂々とした姿が印象的な方で、フランス語の他英語も堪能、イタリア語とスペイン語の勉強経験もあります。
以前にイタリア語を勉強したのちスペイン語を始めました。この2ヶ国語はとても似ているので判りやすく、最初は上達が早く楽しかったのですが、最近イタリア語を話そうとしてもスペイン語が混じってしまってなおらなくなってきました。
なのでもう一度イタリア語をきちんと話せる様になりたいとのご相談でした。
私もイタリア在住中にイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、英語を同時期に勉強した経験がありますが、イタリア語のPassato remoto(遠過去)とスペイン語のPreterito indefinido(点過去)が似ているので、とても勉強しにくいと感じたことがあります。
イタリア語とスペイン語の場合発音も似ている部分が多いので、より多く話す方が癖になってしまうということもあると思います。
発音が全然違うとか、文法構造が違う場合は良いのですが、もしよく似た言語を勉強される場合は混同しやすいので一方を先に進めておいてからもう一つにとりかかることをお勧めします。
多言語の習得は夢のある楽しい目標ですね、E子さん、ご心配なく。イタリア語もCiao amici≪チャオアミーチ≫でまたすぐに元に戻りますとも!